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結婚指輪は男性・女性どちらが負担するの?


プラチナの結婚指輪

 

結婚を控えているカップルなら、結婚指輪を購入することが一般的です。 

婚約指輪の場合は男性から女性へプレゼントするものなので多くは男性が支払っています。 

しかし、結婚指輪は男性女性どちらが支払うかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 

また、どのくらいの費用が望ましいのか分からないこともあるでしょう。 

そこで今回は、結婚指輪を準備するにあたっての支払い方法や結婚指輪の費用について紹介していきます。

 

 

結婚指輪はどちらが支払う?

女性にプレゼントする結婚指輪

 

人によって環境も違えば考え方も違うため、結婚指輪の支払いもそのカップルによってさまざまです。 

ただ、多くのカップルの場合は男性側が結婚指輪の代金を全額支払うケースがもっとも多いようです。 

これは、「お嫁さんになってもらう」という考えが古くから根付いており、女性を男性側の家に迎え入れる責任感から支払うケースが一番多いかと考えられます。 

その他には、「女性にカッコいいところ見せたい」「女性に喜んでもらいたい」「自分で買ったものをずっと着けてもらいたい」という男性もいらっしゃるでしょう。 

 

しかし、男性側が全額支払うケースは全体の50%ほどと言われております。 

結婚前の調査でも男性側が全額支払うべきと答えた人は40%ほどです。 

数字だけ見ても、男性が支払うという決まりはなさそうです。 

では、他にどのような支払方法があるのでしょう?

 

 

女性が支払うケースも

女性から贈られる結婚指輪

 

少数ではありますが、結婚指輪を女性が支払うこともあるようです。 

それは、プロポーズされた際に女性は男性から婚約指輪をプレゼントされています。 

もちろん男性からすれば当たり前で自然なことですが、「いつも私だけがもらっている」と思い、そのお返しとして結婚指輪を全額支払う女性もいます。 

 

また、プロポーズで贈られる婚約指輪にはダイヤモンドが飾られていることが一般的です。 

そのため、どのようなデザインを選ぶかによって変わってきますが、結婚指輪2本にかかる費用が同等から、互いに対等な立場を築きたいという考えを持っている女性もいるようです。 

その他には、全額とはいかなくても女性が多めに支払うケースもあります。 

 

ただ、実際に女性側が支払ったケースは全体の3%ほどで、結婚前の調査でもそのような考えを持っている方は2%ほどなので、女性が支払うケースはあまりないようです。

 

 

お互いに贈り合うことも多い

ジュエリーショップに並んでいる結婚指輪

 

結婚とは二人の愛の証です。 

その愛の証として示すものが結婚指輪になります。 

その結婚指輪をお互いの想いを寄せて、それぞれに贈るケースも多いようです。 

 

この場合、男性が女性の指輪を購入し、女性が男性の指輪を購入するケースがもっとも多いかと思われます。 

しかし、男性の場合は指輪のサイズが大きくなるため、材料費がかさみ高くなることがあります。 

逆に、女性の結婚指輪にはダイヤモンドなどの宝石が飾られることもありますので、その宝石次第にはなりますが、男性側の指輪より高くなることも考えられますので、その点を理解して購入することが大切です。 

 

また、結婚指輪2本の合計金額を単純に折半することもあります。 

折半すれば、不平等感がなくなり、男性女性に負担が偏らずお互いに納得して購入することができます。 

 

ちなみに30%ほどの夫婦がお互いに贈り合っているようで、結婚前の調査では二人で支払うべきが50%を占めており、多くの女性はお互いに贈り合いたい気持ちを持っていることがわかります。

 

 

支払いは二人で相談して選ぶ

仲の良いカップル

 

結婚指輪の支払い方法はさまざまです。 

先述の通り、一般的には男性が支払っているケースが多く見受けられますが、お互いに支払うケースもあれば、中には女性が支払うケースもあります。 

もちろん、男性が支払っているケースが50%の半分を占めているので、男性が購入するべきという考えもできますが、お互いに贈り合いたいと考えている人も多いのです。 

もっとも重要なのは、生涯身に着けていく結婚指輪なので、お互いが納得した上で支払うことだと思われます。

 

 

結婚指輪の相場は?

右手に結婚指輪、左手に金貨

 

今まで結婚指の支払いについて紹介してきましたが、では肝心な結婚指輪の相場はどのくらいなのでしょうか? 

前提として、結婚指輪で使われる「金」や「プラチナ」の貴金属やダイヤモンドなどの宝石はその時の世界情勢によって値動きがありますので、あくまでも参考としてください。 

 

結婚指輪2本の金額は平均25万ほどと言われております。 

男性が着ける指輪で10万円前後が40%ほどを占めており、15万円前後が10%ほどとなっています。 

平均で言うと11万ほどになっています。 

 

では、女性の指輪はどうでしょう? 

もっとも多いのは男性と同じで10万円前後が30%以上のようです。 

続いては6万円~8万円が10%以上で、平均で言うと13万を超えるようです。 

これは、少なからず高価な結婚指輪が贈られているケースがあることを意味しています。 

 

男性と女性で平均2万円の差がつきましたが、女性の指輪はデザインが凝ったものや宝石が飾られたものが多いことから、男性より高くなってしまうのでしょう。

 

 

最後に

 

結婚指輪は男性が支払うものだと思っていた人も多かったのではないでしょうか。 

しかし、意外にもお互いに贈り合いたいという意見が、男性が全額支払う意見を上回っています。 

それは、「お嫁さんになってもらう」という考えが時代の変化とともに、「夫になってもらいたい」「妻になってもらいたい」という二つの想いで、人生の一大イベント「結婚」準備をしているカップルが多い証拠ではないでしょうか。 

 

また、以前までは男性の方が稼いでいる人も多かったものの、今では多くの女性も男性並みに稼いでいる人が多くなってきていることが影響しているようにも考えられます。 

もしかすると、この先、男性と女性が逆転する時が来るかもしれません。