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結婚指輪の買い替え?よくある理由やメリットについて


K18の結婚指輪

 

結婚の証として結婚指輪を毎日のように身に着けます。

ただ、年齢を重ねるにつれ、サイズが合わなくなってきた。 

はたまた、デザインが合わなくなってきた。 

など、さまざまな悩みを持たれている方は少なからずいらっしゃいます。 

しかし、結婚指輪は「一生もの」と言われているため、たとえそのような悩みがあったとしてもパートナーに相談することをためらい、結果的にその悩みを抱え続けてしまう方は多いようです。 

そこで今回は、結婚指輪を買い替える理由や買い替えのタイミング、買い替えによるメリットなどについて紹介していきます。

 

 

結婚指輪の買い替えをしてもいいの?

ダイヤを入れた結婚指輪

 

夫婦の永遠の愛を誓った結婚指輪の買い替えに縁起の悪さを感じる方はいますが、結論から申し上げると問題ありません。

それは毎日身に着ける指輪だからこそ、どうしても細かい傷が付いてしまうこともあれば、何らかの衝撃で歪んでしまったり、指輪の素材によっては変色することもあり、その状態で着け続けるのも酷な話です。 

また、何十年も着けていれば当然のことながら、購入時と今の自分に似合う似合わないという変化が起こることは珍しくはありません。 

なので、買い替えること自体は決して悪いことではなく、むしろ新たな気持ちで夫婦生活を送ることができるとも言えるでしょう。

 

 

結婚指輪を買い替える理由

紛失したプラチナのリング

 

結婚指輪を買い替える夫婦は意外にも多いようです。 

もちろん、そこにはさまざまな理由があります。 

では、いったいどのような理由で結婚指輪を買い替えているのでしょう。

 

 

サイズが合わなくなった

 

毎日のように着けていた結婚指輪も年齢とともに体型の変化が生じ、サイズが合わなくなることがあります。 

購入当時から痩せた方なら、指輪が抜け落ちることも。 

逆にふっくらした方なら、無理やり着けると血流が悪化してしまいます。 

そんな場合、ジュエリーショップでサイズ直しをすることも可能ですが、デザインやブランドによってはサイズ直しができない製品もあります。 

もし、そのような製品であれば買い替える方法しかありませんので、そのまま無理に着け続けるのではなく買い替えることをおすすめします。

 

 

デザインが合わなくなった

 

ファッションのひとつでもある指輪にも流行があります。 

そのため、購入当時は流行のデザインであったものの、それが10年、20年と月日が経過するにつれ、今の時代に合わないことがあります。 

また、年齢を重ねていくと、結婚当初は可愛らしいデザインが好みだったものが、落ち着いた大人向けのデザインを好むようになられる方もいます。 

そのような考えをもってしまうと、いつしか結婚指輪を着けなくなってしまいますので、それは買い替えのタイミングとして捉えても良いかもしれませんね。

 

 

金属アレルギーになった

 

年齢を重ねるにつれて金属アレルギーが発症するケースがあります。 

金属アレルギーになると、金属に触れた箇所が赤みや痒みといった炎症を起こします。 

症状には個人差があり、すぐに発症される方もいれば数日経ってから症状が出始める方もいらっしゃるようなので、何か異変を感じたら外すようにしましょう。 

そのような状態で長時間着け続けていると症状が悪化してしまう可能性も。 

しかし、結婚指輪の素材にはいくつかあり、中には金属アレルギーが発症しにくものもありますので、買い替えによってこれまで通り着け続けることはできます。

 

 

紛失してしまった

 

普段着けっぱなしにしていて久々に外したら、どこに置いたか忘れてしまった。 

温泉に入ったときに外し、帰宅中に指輪がないことに気付いた。 

急激に痩せてしまって、指が細くなり気が付くと抜け落ちていた。 

人それぞれ理由は異なるものの、結婚指輪を紛失した経験をお持ちの方は多いです。 

もちろん、探しに行き見つかれば良いものの、どうしても見つからないことがあります。 

そんな場合は正直にパートナーに打ち明け新しい結婚指輪を購入するようにしましょう。

 

 

買い替えのタイミング

指輪をプレゼントする

 

さまざまな理由で結婚指輪を買い替える夫婦がいる一方で、二人の好きなタイミングで買い替える夫婦もいます。

 

 

誕生日や記念日

 

パートナーの誕生日であったり、二人の大切な記念日に結婚指輪を贈られる方もいます。 

誕生日に贈られる場合はパートナーの指輪だけを買い替えるパターンが多いため、紛失などの理由で買い替えるときに、敢えて誕生日に贈られても素敵かもしれません。 

記念日に買い替える夫婦であれば2本セットで購入するパターンが多く、二人が出会った日や、お付き合いをした日に贈られ、当時付き合っていたときの記憶を残される方もいらっしゃるようです。

 

 

節目の年

 

節目の年で結婚指輪を買い替える夫婦もいます。 

もっとも多いパターンとして、結婚から10周年、20周年、30周年という節目の年に買い替えるパターンで、節目の年に買い替える指輪を「アニバーサリーリング」と呼ばれていますので特別な贈り物になりそうです。 

また、「アニバーサリーリング」と一緒に普段口にできない感謝の気持ちを伝えれば、より一層二人の絆が深まるかもしれませんね。

 

 

結婚指輪の買い替えによるメリット

女性に指輪をプレゼント

 

結婚指輪を買い替えることに抵抗を感じている方は少なくありません。 

一生ものだと言われ購入し、それなりの費用もかけ、さらに買い替えによって同等の金額が発生してしまうので当然の思いです。 

しかし、以下理由でメリットを感じている方もいらっしゃいます。

 

 

今の自分に似合うデザインが選べる

 

結婚当初、誰しもそのときの自分に似合うデザインや素材を選んでいます。 

逆言えば、10年後、20年後の自分を見据えて選んでいる方はまず居ないでしょう。 

だが、年齢を重ねるごとに体型の変化が起こったり、好みのデザインが変わることはよくある話です。 

その結果として、今の手に着用しても似合わない、そもそもデザインが気に入らないなどを理由に着けなくなります。

しかし、結婚指輪を買い替えれば「今の自分に似合う結婚指輪が着用できる」というメリットが生まれます。

さらに「今の自分にピッタリなサイズが着用できる」「新品の結婚指輪が着用できる」などもメリットとして考えることができそうです。

 

 

新たな気持ちで結婚生活を送ることができる

 

結婚指輪を買い替えるとなれば、恋人同士であった頃二人でジュエリーショップを巡ったり、指輪に入れる刻印を悩んだりした新鮮な気持ちになれます。 

そして、当時の思い出を振り返ることもできます。 

もちろん結婚生活が長くなればなるほど当時のような気持ちまで戻ることは難しいかもしれませんが、振り返ることはとても大切で、改めてパートナーの気持ちを再確認することができ、新たな気持ちでこの先の結婚生活を送ることができます。

 

 

最後に

 

結婚当初から着け続けてきた指輪だからこそ、思い出がたくさん詰まっているため買い替えに躊躇される方は多いことでしょう。 

それでも何らかの理由で買い替えが必要となれば、パートナーに対して後ろめたさを感じず、正直に伝えることがこれからの結婚生活で二人の仲を深めるきっかけになるはずです。 

そして、新しく購入した日を“二人の記念日”にしても素敵かもしれませんね。