おしゃれの一環として指輪を購入しようと思っても、どの指に着ければいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
いざ購入しても、何気なく着けているという人も中にはいるはずです。
しかし、それぞれの指にはきちんと意味が込められているのです。
その意味を理解すれば、今まで以上に心地よく着けることもできれば、常に必要なアイテムとして大切に扱うこともできることでしょう。
そこで今回は、10本の指が持つそれぞれの意味をご紹介していきます。
親指(サムリング)
親指を英語で表記すると「thumb(サム)」になるため、親指に着ける指輪のことを「サムリング」と呼ばれています。
古代ローマ時代ではサムリングを着けると、どのような望みであっても叶うと言い伝えがあり、貴族や大富豪の間では、富や権力の象徴として好まれていたそうです。
もとを辿れば、昔の戦いで弓を引くときに親指を保護するためであったとことが始まりとも言われています。
まず右手親指は、強い力を与え指導者としてまわりを引っ張れるよう成長させてくれます。
会社組織を牽引するのにリーダーシップを発揮したい、困難を乗り越えたいという方におすすめできます。
左手親指は、自発的な右手に対してやや受け身になってしまいます。
自分の信念を貫いて目標や夢を叶えたい、自らの評価を高め認めてもらいたい、そのようなときに大きな力を与えてくれ、一歩踏み出す勇気を後押ししてくれることでしょう。
人差し指(インデックスリング)
人差し指は英語で「index finger(インデックス フィンガー)」となり、人差し指に着ける指輪のことを「インデックスリング」と呼びます。
‟index”の意味には、雑誌や書籍などを素早く参照できるようにする「見出し」がよく知られていますが、そのほかに「指数」「指標」「指針」などの意味合いも含まれています。
日常の生活で何かを指し示すとき、ほとんどの方は人差し指を使います。
そのため、人差し指に指輪を着けていると主張が前にでてしまうため、5本の指の中では抵抗を感じる方もいるかもしれません。
ただ、逆に個性を前に出していきたい人ならおすすめです。
右手人差し指は強い意志を持ち、何事に対してもしっかりと取り組める力を発揮し「現実を導く」指になります。
例え飽きっぽい人であっても集中力を高めてくれますので、受験や就職試験、ダイエットを頑張りたい方に効果的です。
左手人差し指は、控えめで消極的な人や、自分の考えがあるにもかかわらず行動に移せない人を前向きな気持ちにしてくれます。
人生の分岐点に立たされているときであっても、精神力を高め、能力をアップさせ、進むべく方向へ引っ張ってくれます。
その結果として、隠されていた魅力が引き出されます。
中指(ミドルフィンガーリング)
中指に着ける指輪のことを「middle finger ring(ミドルフィンガーリング)」と呼ばれています。
‟middle”は「真ん中」という意味です。
指輪をいくつかお持ちの方でしたら、ほとんどの方は中指に着けられた経験をお持ちかと思います。
普段の生活でも中指に指輪を着けられている方はよく見かけます。
右手中指は邪気を払い身を守ることから、さまざまな点において運気を上げてくれます。
行動力を高めるだけではなく直感力も冴えわたり、自信を持って行動を起こすことができます。
左手中指は右手中指と同じく直感力を高めると言われています。
それと同時に協調性も高め、判断力を良くし、周囲の空気を読み取り人間関係を築き上げることができますので、周りの空気を読めないと言われる方には一押しです。
薬指(アニバーサリーリング)
薬指に着ける指輪は「anniversary ring(アニバーサリーリング)」と呼びます。
‟anniversary ”という単語は「記念日」という意味合いがあり、大切な結婚式の日に着けることから、そのように名付けられたのでしょう。
右手薬指は心を安定させリラックスさせることにより現実的な力を発揮すると言われています。
仕事の疲労からくる苛立ち、今抱えている事案をクリアしたい、さまざまな困難な状況を打破したいときなどは効果を示してくれるはずです。
左手薬指は既婚者の多くが「愛の証」として日常的に着けられています。
また、恋人同士でも「絆を深める」ことから左手薬指に指輪を着けられているカップルも多いです。
これは、古代ギリシャで左手薬指には心臓(ハート)に繋がる血管があるとされ、左手薬指が最適と考えられたのです。
そのため、恋人のいる方であれば、きっと重要な役割を果たし続けてくれることでしょう。
小指(ピンキーリング)
小指に着ける指輪は「pinkie ring(ピンキーリング)」と呼ばれます。
‟pinkie”は「小指」という意味になります。
5本の指はさまざまな場面によって使われる指もあれば使われない指も、さらにそれぞれの指によって力の入り方も違えば動きも異なります。
その中でもっとも邪魔にならず飾るのに最適な場所が小指で人気があります。
右手小指は自分らしさを磨き本来自分が持っている魅力を発揮してくれます。
「就職面接がある」「仕事で力を存分に発揮したい」「好きな人に告白したい」など、そんなときに着けることをおすすめします。
左手小指は「チャンスを呼び込む」という効果があるとされています。
今の現状に変化をもたらしたいときや、新しい出会いを求めたいときに着けてみると良いかもしれません。
また、運気は「右手小指から入って左手小指から出る」とも言われていますので、訪れた幸せを留める効果も期待できます。
最後に
普段何気なく指輪を着けている指にはそれぞれ意味があり、もしかしたら気付かないうちに効果が出ている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、着けている指に意味があることをご存じな方は少なかったかと思われます。
今後の自分に変化をもたらしたい方は、ファッションとしても楽しみながら、手軽に運気をアップさせることができるので試してみてもいいかもしれませんね。
また、恋人へのプレゼントで指輪を検討している方でしたら、それぞれの指の意味を理解して贈れば、さらに相手への想いが込めることができるでしょう。