洋服のコーディネートに欠かすことのできないアイテムであるアクセサリー。
一言にアクセサリーといっても、指輪やネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレットに留まらず、ベルトや帽子など身に飾るものもさまざまです。
その中でも、一番目に留まり、飾っている状態を自分の目で見ることができるのは指輪だけです。
そして、知人とのカフェや恋人との食事中、相手側からもっとも目に留まるのは洋服はもちろんのこと指先に着けている指輪も目に留まるはずです。
指輪が目に入ると自分の気持ちをグッと盛り上げてくれ、相手に対してはお洒落感を演出することができます。
そこで今回は、指輪をお洒落に見せるポイントについて紹介していきます。
目次
自分の指に似合うデザインを
世界にはさまざまな顔や体型が異なる人が存在し、指の太さや形、手のひらサイズも違います。
それはごく自然のことで、同じ遺伝子をもった人がいないからです。
指輪においても、あしらわれている宝石の種類が違えば大きさも異なり、デザインも華奢なものもあれば幅広なデザインもあります。
まず、指が細く華奢な手であれば、比較的どんなデザインでも映え、さまざまなデザインが楽しむことができますが、大きな宝石であったり、ごつごつしたデザインであれば、指が貧弱に見え指輪ばかりに意識がいき、悪目立ちをしてしまいます。
そのため、華奢な手には細身で宝石は控えめな指輪が似合います。
逆に太い指であれば、細身の指輪を着けていると食い込んでいるように見え、華奢なデザインなら指や手の大きさを強調する可能性があるため、太めの指輪であったり、宝石の大きな指輪が適しています。
人の目を惹く人差し指に着ける
中指や薬指に指輪を着けている方は非常に多いです。
特に薬指は既婚者であれば結婚指輪を着けるのが一般的なので当然のこととなります。
では、いったい5本の指でも人の目を惹くのはどの指になるのでしょう?
もっとも人の目を惹くのは人差し指になります。
それは、側面まで見える指であるがゆえに、自然と周囲の視線を浴びているのです。
そのため、指輪のサイドにダイヤモンドがあしらわれているエタニティリングや、デザインが施されている指輪などは存在感が増し非常に映えます。
ただし、人差し指はさまざまな場面で使われることが多いので、何かしらの作業を行いキズ付く恐れがある場合などは、反対側の指に着け替えたり外すなりの注意が必要です。
指輪の大きさによって着ける指を決める
人それぞれ華奢な指、太めの指と言っても、5本の指はそれぞれ大きさは異なるため、指輪の大きさに合わせて着ける指を決めることも必要となってきます。
大きな宝石が飾られていたり、指輪のアームの部分が太かったりすると、人差し指や中指に着けると良いです。
その2本の指と比較して細い薬指や小指に着けると重たく感じられます。
また、親指は短いため不釣り合いになってしまいます。
逆に宝石が小さかったり、アームが細い華奢なデザインであれば、人差し指や中指に着けると貧弱に見えてしまいますので、薬指や小指に着けることをおすすめします。
指輪の重ね着け
結婚指輪を左手薬指に着けている方もいれば、複数の指輪をそれぞれの指に別けて着けている方もいます。
ただ近年では同じ指に複数の指輪を着ける「重ね着け」をしている方をよく見かけます。
その手元を見るとセンスを感じ自分のファッションにも取り入れたいと思われている方も多いものの、中にはいざ着けてみてもお洒落に見えなく、自分の思っていたイメージにならない方もいるのではないでしょうか?
初めて重ね着けを挑戦するのであればシンプルな指輪2本が良いです。
シンプルな指輪は1本では寂しさを感じてしまうものの、重ねて着けてみると存在感が一気に増します。
特にデザインなどを考える必要がないので簡単に挑戦できます。
色を揃えてコーディネート
指輪を着けると手元をお洒落に見せることができれば、自分自身のテンションを上げてくれるアイテムのひとつでもありますが、例え重ね着けしたとしてもバランス悪く思われることもあります。
重ね着けをするのであれば、同じ素材のものを着ければ統一感が生まれます。
同じ色の指輪であっても、太さやデザインが大きく異なっているとアンバランスに見えてしまいますので、メインの指輪を基準に少しずつ違うデザインの指輪を着けると良いです。
しかし、中には金色のゴールドと銀白色のプラチナを着けたいという方もいらっしゃるかと思われます。
そんな場合は、同じ色の宝石を揃えてあげると見栄えのバランスが良くなります。
婚約指輪と結婚指輪でも重ね着けができる
結婚の証として日常生活で左手薬指に着けている結婚指輪と違い、記念品としての位置付けが高い婚約指輪は結婚指輪と比較しても着けている方は少なく、中にはタンスの肥やしになっている方もいらっしゃいます。
ただ、今お持ちの婚約指輪と結婚指輪の2本を使いこなせば華やかさを演出することができます。
重ね着けの方法は人によって着け心地もあるため、一概にどちらが上でどちらが下という決まりはありませんが、下に結婚指輪、上に婚約指輪を着けることで「永遠の愛の証」をロックすると言われていますので、相手を想う気持ちを言葉以外の行動で示すことができます。
もちろん、さまざまな場面で着けることは出来ますが、お洒落をしてお出掛けするお相手とのデートやご友人の誕生日会で着けられるケースもあれば、知人が永遠の愛を誓う結婚式はその場にふさわしいことからもっとも多いとされています。
重ね着けの注意点
例えシンプルなデザインの指輪であっても、お洒落に重ね着けすることにより周囲から視線を集めることができます。
それゆえ、今では多くの方が重ね着けをファッションの一部として取り入れています。
その一方で、注意しておかないといけない点があります。
重ね着けは1本の指に2つの指輪を着けるので、指輪同士が当たり合いキズが付きます。
特に、サイズが緩ければ上下に動くので尚更です。
もし、今お持ちの指輪が緩いのであればサイズ直しをしてから重ね着けすることをおすすめします。
また、デザインが豪華であったり、大きな宝石があしらわれている指輪を重ね着けしてしまうと、どちらの指輪も主張が強いため悪い意味で目立ってしまうこともあります。
仮に主張が強い指輪を重ね着けするのであれば、もう1本はシンプルなデザインにすれば、きっとお洒落に見えるはずです。
最後に
ファッションの流行は毎年のように常に変わり続けています。
その流行が来る度にほとんどの方は新しい洋服を購入し、すぐさまお洒落に着こなしています。
しかし、ファッションの一部でもある指輪に視点を置き換えてみると、意外にも着けこなしている方は少ないかもしれません。
指輪の見せ方や着けこなす楽しさを知ればきっと今以上にお洒落を満喫でき、そして何より自分の美しさに磨きがかかるのではないでしょうか。