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女性の指輪の平均サイズは?気になる号数の規格について


左手薬指に着けているダイヤモンドリング

 

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人それぞれシチュエーションが違えど、女性は指輪を贈られると嬉しいものです。 

しかし、指輪のサイズが分からなければ、いくらデザインが可愛くてもサイズが大きく違っていれば台無しになり兼ねません。 

そのためにも、ある程度のサイズを知っておくことは大切です。 

そこで今回は、女性の指輪の平均サイズや意外と知られていない号数の規格などについて紹介していきたいと思います。

 

 

指輪の平均サイズは?

 

指のサイズは身長や体重に関係していると思われがちです。 

とはいえ一概にすべての方に当てはまるわけではありません。 

それは、細身の体型であってもスポーツや力仕事の経験をしていた方は、体型のわりに指が太いことがあります。 

さらに、指の形には個性があり、指の根元が細いものの関節が太く1サイズ~2サイズ大きい指輪を着けている方もいるからです。 

それらを踏まえ、一般的な女性の薬指の場合は8号~10号が平均と言われており、中指になると12号~14号、人差し指は11号~13号、小指は3~5号で華奢な女性であればマイナスサイズの方もいるようです。

 

 

指輪のサイズ単位である「号」とは

ショケースに並んでいるリング

 

日本の指輪のサイズは「号」で表し「#」で表記され、たとえば10号の指輪であれば「#10」と表記します。 

そして、指輪の号数は以下「指輪の内径」「指輪の内周」で決まっています。 

 

1号 内径=13.0mm 内周=40.8mm  

2号 内径=13.3mm 内周=41.9mm  

3号 内径=13.7mm 内周=42.9mm  

4号 内径=14.0mm 内周=44.0mm  

5号 内径=14.3mm 内周=45.0mm  

6号 内径=14.7mm 内周=46.1mm  

7号 内径=15.0mm 内周=47.1mm  

8号 内径=15.3mm 内周=48.2mm 

 

このように1号上がると内径なら約0.3mm程度、内周は約1mmほど大きくなります。 

もし、指のサイズを知りたいのであれば、裁縫などで使われる巻き尺で指の周囲を測れば正確性を欠けますが、おおよそのサイズを知ることができます。

 

ただし、上記はあくまでも日本で使われているサイズ規格であって、海外製品になると規格や表記は異なってきます。 

 

<アメリカ> 

3.5US =6号 

4.0US =7号 

4.5US =8号 

5.0US =9号 

5.5US =10号 

 

日本のように「mm(ミリ)」ではなく「inch(インチ)」になるため、0.5刻みになります。 

 

<ヨーロッパ> 

46=6号 

47=7号 

48=8号 

49=9号 

50=10号 

 

ヨーロッパの場合は、日本の号数に「40」を足すだけなので分かりやすいかもしれません。

 

 

デザインによって号数が変わることも?

リングを選んでいる女性

 

指輪の平均的な幅は2.5mm~3.0mmといわれています。 

ただ、中には幅の細い指輪もあれば幅の太い指輪が存在しています。 

幅の細い指輪なら接地面が小さいのでスッと入り軽い着け心地になります。 

逆に幅の太い指輪は接地面が大きくなるので、どうしても指の根元と第二関節の間に密着するのできつく感じてしまいます。 

そのため、細い指輪であれば通常より小さいサイズを、太い指輪なら大きいサイズを検討すると良いでしょう。

 

 

指輪のサイズは変わるもの

 

彼女との会話で指輪のサイズを聞き出せることもあれば、デート中に立ち寄ったジュエリーショップでサイズを測ってもらい知ることもできます。 

だからといって、それが正解とは言えません。 

先ほども触れたようにデザインによって指輪のサイズは変わります。 

また、さまざまな原因で指のサイズが変わることは珍しくありません。

 

 

季節

 

指のサイズは体重の変化がなくても気温によって左右されます。 

それは、血管の膨張や収縮、むくみなどが関係しているからです。 

冬になると気温の低下で血管が収縮してしまいます。 

その結果、今まで着けていた指輪がゆるく感じます。 

逆に夏だと気温の上昇で血管が膨張します。 

それに加え夏場は暑さで汗をかき、たくさんの水を摂ってしまうため「むくみ」が起こりやすくなります。 

それゆえ、夏になると指輪がきつく感じることもあれば、人によっては着けることができない方もいらっしゃるようです。 

もし、夏に指輪を購入するのであればピッタリなサイズを選び、冬に指輪を購入するときは少しゆるめのサイズを選ばれると良いかもしれません。 

 

 

時間帯

 

季節だけに限らず時間帯によって「むくみ」が起こります。 

1日の中でいうと朝起きてから昼までの午前中や、夕方から夜にかけての時間帯です。 

だからと言って、むくみの出方は人それぞれなので、1日通してサイズが変わらない方もいるため、午前中や午後などで複数回サイズを測ると良いでしょう。

 

 

お酒を飲んだ後

 

お酒を飲んだ翌日に顔が腫れたようにむくんだ経験をお持ちの方も多いことでしょう。 

ただ、顔だけに限らず手足もむくみ、いつも着けている指輪が入らないってことも。 

原因はアルコール作用によって体内の水分不足を引き起こしているからです。 

アルコールをたくさん摂取すると、利尿作用が高まり体内の水分が不足します。 

本来なら水分によって体内の老廃物を排出しますが、水分不足により老廃物が体内に残り、加えてアルコールを分解するためいつも以上に水分を摂ってしまい「むくみ」を招いています 

そのため、指輪のサイズを測るときはお酒を飲んだ翌日は避けるようにしましょう。

 

 

妊娠すると変わる

 

女性は妊娠するとホルモンバランスの影響を受けむくみ、さらに胎児の発育のため体重が増えます。 

中には妊娠中に指のサイズが変わらない方もいるようですが、ほとんどの方は指のサイズが変化します。 

妊娠前に購入していれば出産後に着けることも可能ですが、妊娠中に購入すると出産後ゆるく感じてしまう可能性が高いで注意が必要です。

 

 

最後に

 

女性にサプライズで指輪のプレゼントを考えている男性は少なくありません。 

ただし、指輪のサイズはミリ単位で、デザインや季節、時間帯などによっても左右されます。 

もし、サプライズでプレゼントしたいのであれば、最悪の事態も考慮し、後にサイズ直しできるデザインを選ぶと良いでしょう。 

とは言え、指輪を着けたときのフィット感や、デザインの好みは人それぞれなので、デート中にふらっと立ち寄ったジュエリーショップで指輪をプレゼントされることが想定外のサプライズになるかもしれませんね。